栄養士イベント
デザートビュッフェ
12月にデザートビュッフェが開催されました。
昼食後のひと時 お好きなデザートを選んで頂き紅茶と召し上がって頂きました
→デザートビュッフェイベントのようすはこちら
寿司イベント 現在休止中
ただいま休止をしていますが、年に一度寿司イベントを開催していました。
当日は一部のお寿司を目の前で握ってもらい、その場で頂くなど普段とは異なるスタイルで提供させて頂きました。
→寿司イベントのようすはこちら
ただいま休止をしていますが、過去に栄養士指導のもと料理教室を行っておりました。調理時は役割分担をし個々にあった器具を選ぶなど工夫していました。食を通し楽しく 自分の出来る事や可能性を増やす等の目的で行っておりましたので、ご覧下さい。
料理教室 活動報告
近年ではソウルフードとも呼ばれ、その価値が改めて見直されている郷土料理。
郷土料理を食し、舌で小旅行気分!地方の新たな美味しさを発見出来ます。
お正月はおせち、雛祭りや祭日などはイベント食をご用意しております。
当施設のお食事は栄養士と調理師が連携し、皆様の咀嚼や体の状態に合わせたお食事をご用意させて頂いております。
食事中のむせ込みを出来るだけ防ぎ、ご自身でなるべくお食事出来る様サポートしております。
毎月郷土料理やセレクトメニュー、利用者様が楽しみにしているイベント食等栄養面に考慮しながら提供させて頂いております。
・毎日の適切な栄養摂取による体づくりと健康維持及びその向上
・食事により施設生活を豊かにする
・各地域の代表的な食文化について理解を深める
・安心安全衛生的でバランスのとれた食事の提供
施設の食事について
【施設の食事】
・喫食人数 利用者数 約60名 職員数 約10名
合計約70名/毎一食事時
・食事従事者
管理栄養士 1名
栄養士 1名
調理業務は株式会社シバフードサービスに委託
栄養士1名 調理社員2名パート6名
【食事開始時間】 朝食 8時 昼食 12時 夕食18時
【食事形態】 常食・一口大・1㎝角・極刻み・ソフト食・ペースト食
【管理栄養士より】
食事は生活の中の楽しみの一つであり、大切な体をつくるエネルギー源です。
当施設のお食事は栄養士と調理師が連携し、皆様の咀嚼や体の状態に合わせたお食事をご用意させて頂いております。
食事中のむせ込みを出来るだけ防ぎ、ご自身でなるべくお食事出来る様サポートしております。
毎月郷土料理やセレクトメニュー、利用者様が楽しみにしているイベント食等栄養面に考慮しながら提供させて頂いております。
炭水化物
炭水化物は、脂質、タンパク質とともに3大栄養素のひとつで、脳や体を動かすといった主にエネルギー源として利用される大切な栄養素です。体内の消化酵素で消化できる「糖質」と、消化されない「食物繊維」に分けられます。
摂取した糖質は腸から体内に吸収されて、主に脳や筋肉など体の細胞が活動するためのエネルギー源となります。エネルギーとして消費されなかった余った糖質は脂肪として体内に蓄えられます。
食物繊維は消化されにくい特性のため、体内では血中の糖質や脂質の吸収を緩やかにする、腸内の不要なものを絡めとり便として外に排出する、腸内細菌のエサとなり腸の働きを活発にする手助けをしてくれます。
筋肉量を維持するためにも炭水化物は大切
低糖質、炭水化物抜きダイエットなど、炭水化物を極端に減らして筋トレをし、筋肉量を増やそうとするダイエットやトレーニングが流行していますが、エネルギー不足の状態で筋トレをすると筋肉の分解が促進され、筋肉量が減少し、結果的に代謝が低下して期待するダイエットの効果が得られないことがあります。
素早くエネルギーになる特性も生かし、運動時の疲労を防ぐためにも糖質は上手に摂り入れるべき栄養素です。筋中のグリコーゲンは体タンパク質の分解を抑えるので、エネルギー源として利用されるタンパク質を節約するためには糖質をしっかりと摂取しなくてはなりません。
摂取のポイント
糖質の代謝に関わるビタミンB1と一緒に摂るのがおすすめです。ビタミンB1が不足していると代謝がスムーズに行われず、余分な糖質は脂肪として蓄積されてしまいます。
摂取不足
炭水化物は不足が続くと脳の働きが低下し、判断力の低下や注意力の低下、疲労感につながります。また、不足すると体内に存在するタンパク質や体脂肪が分解されてエネルギー源として充当されます。これは筋肉を減少させてしまうことにもつながるので、過度な糖質制限には注意が必要です。
過剰摂取
炭水化物を摂りすぎると肥満や生活習慣病につながるため、過剰な摂取は控えるようにしましょう。
ブドウ糖:過剰にとったブドウ糖は脂肪組織に運ばれ体脂肪として蓄えられるため肥満の原因となります。
果糖:肝臓で中性脂肪に合成され高中性脂肪血症となり肥満をきたすおそれがあります
ショ糖:歯を溶かす有機酸の産生により虫歯の原因となります
炭水化物の1日の摂取基準量
日本人では1日の摂取カロリーの50%から65%ほどを炭水化物から得ることが望ましいとされています。あくまでおおよそですが成人男性では1日に必要とするカロリーは2500kcalほど、成人女性では2000kcalほどです。そこから計算すると、成人男性では1250-1625kcalほど、成人女性では1000-1300kcalほどが炭水化物から摂取する1日のカロリーの目安となります。1200kcalは炭水化物では300g。1200kcaを白いご飯にに換算すると、約700gとなります。食事で150~200gのご飯と芋や調味料、果物などを合計すると理想的な量になります。
嗜好品の糖質量
菓子:たい焼き1個で約60g、アップルパイ1切れで約35g
アルコール:ウイスキー・焼酎は0g、発泡酒350mlで約13g
缶コーヒー:練乳入り250gで24.5g、微糖260mlで8.3g
清涼飲料水:コーラ等炭酸飲料500mlで55~60g、スポーツドリンク500mlで23~31g
食事で主食を控え、嗜好品に手を伸を伸ばしてしまいがち。過不足なく上手に食べて楽しい食生活送りたいですね。